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ノスタル爺
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ザ・ヒットパレード


チック 「この前、オールディーズのCDを買って聴いたんだけど、オレたち日本語で歌っていたよなあ。♪〜あのこは、ルジアナママ、やって来たのは、ニューオリン〜」

飯田久彦

タック 「飯田久彦ね。眉毛をピクピクさせて歌っていたのを憶えている。日本語の中に意味不明の英語がはいってくるんだよね。ロニオリンとか」
チック 「あれは、フロム・ニューオリンズだよ。"ニューオリンズからやって来た"と訳さなきゃいけな いのに、曲に合わせるために日本語歌詞は反対になっているんだよ。当時の日本語歌詞って、曲に合わせるために、かなりいい加減だからね。中尾ミエが歌う『可愛いベイビー』は、母親が赤ちゃんに向かって歌っているもんだと最初思っていた」
タック 「弘田三枝子の『ヴァケーション』に、"待ちどおしいのは、秋休み"というのがあるだろう。あれって、原曲もそうなっているのかなあ?」
チック 「コニー・フランシスが歌うオリジナルには、秋休みも、冬休みも、春休みも出てこな〜い。全部、夏休み。最初オレも日本語歌詞で聴いた時は、アメリカの学校は休みが多くていいなあ、と思ったけどね」
タック 「ヴァケーションと同じ頃、バカンスという言葉もあったね。こっちはフランス語で休暇」
チック 「ザ・ピーナッツの『恋のバカンス』がヒットしたね。これは洋物ポップスのカバーでなく、日本のオリジナル・ポップス」
タック 「ザ・ピーナッツといえば『ザ・ヒットパレード』が忘れられないね」
チック 「それまでの三橋美智也や春日八郎といったオッサンの歌謡番組とは違い、田代みどりや目方誠といった、オレたちと同世代が洋物ポップスを歌うのだから凄く新鮮だった」
タック 「それも日本語でね。ところで、あの頃のポップスは、やたら"悲しき"がついていたよね。『悲しき16歳』、『悲しき片思い』、『悲しきあしおと』、『悲しき雨音』、『悲しき街角』、『悲しき60歳』、『悲しきインディアン』……」
チック 「『悲しきカンガルー』、『悲しき水兵』、『悲しき恋の物語』……。他にまだあったかな」
タック 「"悲しき"といっても、歌い方は全然悲しそうじゃない。『悲しき60歳』なんて、コミックソングだよ」
チック 「当時のポップス歌手でオレが好きだったのは、『悲しき片思い』を歌っていた伊藤アイコ。森山加代子みたいに髪をお下げにして、歌い方は弘田三枝子ふう。人気はあったけど、代用的な感じだった」
タック 「オレが好きだったのは、槙みちる……」
どこまでも続くオジサンたちの話しです。


キー局:フジテレビ
放送期間:1959年6月17日〜1969年12月
放送日時:水曜日20:30〜21:00


2003年6月3日更新


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